資格・仕事

第二子妊娠し、資格取得を諦めた私へ。2歳差育児と妊娠中の“限界”が教えてくれたこと

mimi
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

もともと資格マニアの私。

第一子の産前産後にも資格を取りまくっていた私は、今回の里帰りでも何か資格を取るつもりでした。 保育士、消防設備士、ボイラー、中型免許、特殊車両—— 勉強することが好きで、合格通知が届くたびに「私にもできる」と自信を取り戻してきました。

あわせて読みたい
【出産直後に挑んだ資格取得】愛玩動物飼養管理士2級合格までの道のり
【出産直後に挑んだ資格取得】愛玩動物飼養管理士2級合格までの道のり
あわせて読みたい
【資格取得】産後3ヶ月で挑戦!第二種電気工事士資格を活かして受けた「消防設備士 甲種4類」
【資格取得】産後3ヶ月で挑戦!第二種電気工事士資格を活かして受けた「消防設備士 甲種4類」
あわせて読みたい
【資格取得】産後育休中に保育士資格を取得しました|2年越しの挑戦
【資格取得】産後育休中に保育士資格を取得しました|2年越しの挑戦

でも第二子を妊娠し、上の子が2歳になった今。 寝かしつけは毎日1時間、授乳への執着は最高潮。 イヤイヤ期と情緒不安定が重なり、私の体力は底をつきました。 勉強したいのに、できない。 資格を取りたいのに、頭に入らない。 そんな自分が情けなくて、また焦って。

あわせて読みたい
【寝かしつけ】第二子妊娠中に2歳児のセルフねんねが突然崩壊した話
【寝かしつけ】第二子妊娠中に2歳児のセルフねんねが突然崩壊した話

だけどある日ふと気づきました。 “今の私が必要としているのは、新しい資格じゃなくて、自分の時間を取り戻すことなのかもしれない。” これは、第二子妊娠中の私が 「資格を諦めた理由」 「罪悪感とどう折り合いをつけたか」 「それでも続けられる“未来につながる学び方”」 を書いた記録です。

景品表示法の指定告示(通称ステマ規制)
当サイトのリンクには広告が含まれています

“資格を取りまくっていた自分”とのギャップに苦しんだ

産後は「資格が心の支え」だった

第一子の産後、私はいろいろな資格に挑戦しました。
保育士、愛玩動物飼育管理士、消防設備士、ボイラー技士、中型免許、大特特殊免許、高所作業車……。

合格通知が届くたびに、
「育児だけじゃない、自分にもできることがある」
という実感が湧き、産後の不安を軽くしてくれる、確かな支えでした。

資格は“ただの紙切れ”じゃなく、自分を保つ手段でもありました。

第二子妊娠で突然訪れた「できない自分」

でも第二子を妊娠し、上の子が2歳になった今はまったく違います。

・寝かしつけに毎日1時間
・授乳は依存度MAX
・イヤイヤ期と不安定さが重なり、泣く・甘える・離れない
・自分の体力は下がり、集中力が続かない

机に向かっても頭に入らず、テキストを開くたびに焦りが増える一方。
「前はできたのに」「なんで今回はできないの?」と、自分を責めてしまいました。

そんな“できない自分”がつらくて、資格の本や動画すら開けない日が続いていました。

「もうやめよう」と思えたのは、上の子の変化がきっかけだった

セルフねんねエリートだったのに、突然の“逆戻り”

あわせて読みたい
【寝かしつけ】第二子妊娠中に2歳児のセルフねんねが突然崩壊した話
【寝かしつけ】第二子妊娠中に2歳児のセルフねんねが突然崩壊した話

上の子は2歳前まで、声をかけてバイバイすれば1人で寝てくれる“セルフねんねエリート”でした。寝かしつけは本当に0分で、寝室も別室で朝までぐっすりでした。

ところが、2歳を過ぎたあたりから突然、

  • 寝かしつけに1時間以上かかる
  • パパでは寝ない、ママの添い乳と添い寝が必要
  • 1~2回夜泣きし、再度寝かしつけが必要
  • 授乳の執着が過去一強い

まるで「赤ちゃん返り」のような状態に。

「第二子をなんとなく察してるのかな…」
そんな気配を感じるほど、甘えと不安定さが混ざった日々でした。

“二度と戻らない時間”を実感した

その姿を見て、私はふと気づきました。

「2歳差育児で、この子と一対一で過ごす時間は本当にあと少しなんだ」

資格の勉強も大切。
でも、この時間は取り戻すことができない。

そう思った瞬間、
“今は資格じゃなくて、目の前の子と向き合いたい”
という気持ちが自然と湧いてきました。

資格を諦めたら、自分の気持ちが軽くなった

“できる量だけ”にしたら世界が変わった

今までは、里帰りするタイミングにあう資格試験に受験申請をしてお金を払い、自分をやらざるおえない環境に追い込み、資格試験に挑むストロングスタイルでした。資格取得をいったん手放してからは、無理に勉強するのをやめました。

  • 空いた時間は自分の好きなYouTube視聴
  • 自身の記録としてなるべくリアルタイムでブログを書く
  • 興味のある資格や職業訓練などはメモしたり調べておく
  • 体がしんどい日は睡眠優先

これだけでも心が驚くほど軽くなりました。

資格の勉強をやらない罪悪感は最初こそあったけれど、
「これは今の私の限界をちゃんと認めた選択なんだ」と納得できました。

結局のところ、私は「学ぶこと」が好き

勉強をやめた今でも、
「本当は学びたい」「また資格に挑戦したい」という思いは消えていません。

その気持ちは、焦りじゃなくて“自分らしさ”の証。

だからこそ、
今は無理に火をつけず、静かに温めながら待つことにしました。

第二子が生まれた後にできる、“未来につながる学び方”

「今回は資格を諦めた」
これは負けでも逃げでもなく、戦略的な休息です。

だから第二子出産後、少し落ち着けばまた再開できます。

① 職業訓練を活用する

今回第二子妊娠を機に退職となり、失業保険の延長手続きをしてきました。

あわせて読みたい
【離島での育児と働き方】第一子育休中に第二子を妊娠し退職。保育園に入れない現実と、失業保険延長・職業訓練を相談したリアル体験談
【離島での育児と働き方】第一子育休中に第二子を妊娠し退職。保育園に入れない現実と、失業保険延長・職業訓練を相談したリアル体験談

香川での里帰り期間に、
・医療系
・事務系
・IT系
などの職業訓練が受けられる可能性があります。

資格取得より体系的で、出産後のキャリアにもつながります。

② ブログやSNSで“軽い学び”を継続

自分の行動力には自信があり、離島に移住したころからブログで情報発信をしたいと考えていました。しかし、資格取得などのインプット作業に時間を割くばかりで、なかなかアウトプットできずにいました。

ブログを書くことは、

  • ライティングスキル
  • 情報整理
  • 発信力

ぜんぶ「未来の仕事」に直結します。資格より負担が少ないのに、学びの量は意外と多いです。

③ 学ぶ気持ちを“殺さない”ことがいちばん大事

教材を片づけてしまわず、手の届くところに置いておく。
やりたい資格リストだけ更新しておく。

これだけで、「学びたい私」をちゃんと残せます。

ちなみに今興味があるのは「行政書士」「宅建」「CAD」「建築系」「ビルメン」などです。

まとめ|資格を諦めたけれど、私は何も失っていない

第二子の妊娠、2歳差育児、上の子の不安定さ、そして自分の体力の限界。

そのすべてが重なった“今”は、
むしろ資格よりも優先すべきものがあるだけ。

今の私は、

  • 見えない不安
  • 戻らない時間
  • 揺れる気持ち

その全部と必死に向き合っている真っ最中です。

だからこそ。

今回資格を諦めたことは、未来を諦めたことじゃない。
むしろ、未来を続けるための“賢い選択”だった。

あなたにもきっと同じように、また学びたい気持ちが戻ってくる日がきます。
そのときまで、今は目の前の育児と、限界を抱えた自分自身を、優しく抱きしめてあげてください。

第一子産後の資格取得
【出産直後に挑んだ資格取得】愛玩動物飼養管理士2級合格までの道のり
【出産直後に挑んだ資格取得】愛玩動物飼養管理士2級合格までの道のり
第一子産後の資格取得
【資格取得】産後3ヶ月で挑戦!第二種電気工事士資格を活かして受けた「消防設備士 甲種4類」
【資格取得】産後3ヶ月で挑戦!第二種電気工事士資格を活かして受けた「消防設備士 甲種4類」
第一子産後の資格取得
【資格取得】産後育休中に保育士資格を取得しました|2年越しの挑戦
【資格取得】産後育休中に保育士資格を取得しました|2年越しの挑戦
あわせて読みたい
【離島での育児と働き方】第一子育休中に第二子を妊娠し退職。保育園に入れない現実と、失業保険延長・職業訓練を相談したリアル体験談
【離島での育児と働き方】第一子育休中に第二子を妊娠し退職。保育園に入れない現実と、失業保険延長・職業訓練を相談したリアル体験談
ABOUT ME
mimi
mimi
離島育児資格マニアブロガー
2歳の女の子を育児中・第二子妊娠中の離島住みアラフォー突入ママです。

鹿児島の離島に単身移住し、いつの間にか結婚出産育児中。
移住して5年目、やっとセカンド冷凍庫を購入しました。

趣味は資格取得と猫のTNR活動とバイクツーリング。
我が子とタンデムツーリングが夢。

育児や離島生活、資格取得や家計管理について発信中です!
記事URLをコピーしました