【体験談】育休・退職してもiDeCoを続ける理由|FP資格保有ママのリアル資産形成記録
離島の発電所勤務から「お金の勉強」を始めたきっかけ
離島の発電所に勤めていた頃、毎月の給料はしっかり使い切る生活。
貯金もなく、「働けなくなったらどうしよう」と漠然とした不安を感じていました。
そんな時に出会ったのがFP(ファイナンシャル・プランナー)や簿記の勉強です。
お金の流れや税金の仕組みを知るうちに、
「お金を“貯める”ではなく、“育てる”」という発想に切り替わりました。
学んだ知識を実践!旧NISAとiDeCoをスタート

知識を行動に変えるため、まず始めたのが旧NISAの積立とiDeCo(個人型確定拠出年金)です。
- 旧NISA開始時期:2022年10月〜
- iDeCo開始時期:2023年1月〜(満額23,000円で拠出開始)
- 投資先:楽天証券「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」100%
会社員として勤務していた当時は、事務の方もiDeCoの申請対応が初めて。
説明書を確認しながら手続きを進めてくださり、無事スムーズに開始できました。
私は最初から楽天証券のNISAとiDeCoを使っています。
理由は楽天経済圏をもともと利用しておりポイントが勝手に貯まる事と、サイトも見やすいため投資初心者でもわかりやすく、全世界株式インデックスファンドを選ぶだけで分散投資ができるのが魅力です。

今は「事業主の証明書」の提出が原則不要になり、手続きがスムーズになったようです。夫にも勧めましたが、職場に頼むのが面倒だったようで旧NISAのみ開始しました。
育休中の見直し:拠出額を減らして「無理なく継続」
その後、iDeCo開始から1年弱の2023年10月に第一子を出産し育休に入りました。
収入が減るうえに所得控除の恩恵も受けにくくなるため、iDeCoを続けるか一度悩みました。

育休1年目は忙しく手続きもせず満額のまま投資継続していました。
ただ、iDeCoは運用益が非課税で積み上がるという強みもあります。
迷った末に、満額の23,000円→1万円に減額して継続することにしました。
育休中に拠出を続けるメリットは「口座を止めずに運用を継続できる」こと。
途中停止すると、再開時に書類提出などが必要になり手間がかかるため、
無理のない金額で細く長く続けるのが賢い選択です。
第二子妊娠・退職を機に再度の見直し

今回、第二子妊娠を機に退職し、夫の扶養に入ることになりました。
手当もなくなるため、iDeCoの拠出をどうするか、再び悩むことに。
ですがFPの知識から、すぐに完全停止するのはもったいないと感じました。
理由は「退職所得控除の年数」にあります。

FPが解説:最低拠出額でも続けるメリット
iDeCoは60歳以降に受け取るとき、退職所得控除の対象になります。
この「勤続年数」にあたる部分は、iDeCoの加入年数でカウントされるのです。
- 勤続年数20年以下:40万円 × 勤続年数
- 勤続年数20年超:800万円 + 70万円 ×(勤続年数 − 20年)
私の場合34歳から開始しているので、このまま60歳まで拠出を続けるとiDeCo加入期間全体は26年になります。20年を超えるので、後半の式を使います👇
退職所得控除額 = 800万円 + 70万円 ×(26 − 20)
= 800万円 + 420万円
= 1,220万円
だからこそ、退職後も最低拠出額(月5,000円)で続けておくことにしました。
少額でも加入年数を積み重ねておくことで、将来の受け取り時に税金の優遇を受けやすくなるのです。
手続き方法:拠出額変更・一時停止の流れ
iDeCoは、「掛金変更届」を提出することで簡単に拠出額を変更できます。
私は楽天証券を利用しているため、以下の手順で行いました。
- 楽天証券のiDeCoサイトにログイン
- 「掛金変更申請」フォームを選択
- 郵送書類を取り寄せ
- 必要事項を記入して返送
変更後の反映には1〜2か月程度かかるため、余裕を持って申請するのがポイントです。
また、育休・退職などでどうしても拠出が難しい場合は、「運用指図者」という形で一時停止も可能です。
- 停止中も口座管理手数料(年間2,000円程度)はかかる
- 拠出を再開する際は再度申請が必要
このように、iDeCoはいつでも調整できる柔軟な制度です。大切なのは、完全にやめずに“つながりを残す”ことだと思います。
現在の運用状況と心の変化
- 投資期間:約2年10か月
- 投資累計額:607,594円
- 評価額:871,100円(+263,506円)※2025年11月時点
- 投資先:楽天・全世界株式インデックス・ファンド100%
- 投資額経過:23,000円/月(2023年1月開始)→10,000円/月(2024年10月〜)→5,000円/月(2025年10月申請)
始めた当初こそマイナスの時期もありましたが、
その後は上下を繰り返しながらもプラスを維持しています。
今では、無理のない金額で淡々と続けること自体が安心につながると感じています。
お金だけでなく、「投資メンタル」も一緒に育っているようです。
まとめ:ライフイベントに合わせて柔軟に付き合う
DeCoは「長期投資」が前提ですが、
ライフスタイルの変化に合わせて金額を調整できるのが魅力。
育休・退職・扶養といった変化の中でも、
少額でも続けることで「老後資金づくりの土台」を守ることができます。
これからも、“できる範囲でコツコツ”をモットーに、
お金との良い付き合い方を続けていきたいと思います。

