【勤務年数3年5ケ月】育休中でも掛金が継続?退職共済の申請から受取額まで詳しくまとめた体験談

退職にあたり、勤務先で加入していた「退職金共済(退職共済)」の手続きを行いました。
当初は加入期間や育休中の扱いがどうなっているのか分からず不安もあったのですが、ついに共済からハガキ(支給決定通知書)が届いたので、実際の内容をまとめます。

これから退職共済の申請を控えている方、育休中に退職する予定の方の参考になれば幸いです。
退職共済とは?
勤務先が加入している共済制度により、職員が毎月掛金を積み立て、退職時に支給される制度です。
民間企業の退職金制度に近く、社会福祉法人や学校法人などで導入されていることが多いです。
私の勤務状況と共済加入状況
- 入社:令和4年5月
- 勤務年数(産休・育休含):3年5ヶ月
- 産休・育休:2年1ヶ月半
- 試用期間:3ヶ月
- 共済加入開始:令和5年8月
- 退職日:令和7年10月25日
- 共済掛金:月額8,000円
- 出産:令和5年10月(産休 → 育休へ)
当初、「なぜ入社時ではなく令和5年8月から加入なのか?」と疑問でしたが、多くの共済には「1年以上勤務後に加入」などの条件があり、私の職場も同様だったのだと思われます。
育休中の掛金はどうなる?実際には…
申請前は
「育休中は掛金が免除なのでは?」
「その間は加入月数に含まれないのでは?」
と予想していました。
しかし今回届いた通知を見ると──
→ しっかり“育休期間も含めて”掛金が納付されていました!
つまり、
育休中も事業所(会社)が掛金を支払ってくれていた
ということになります。
ありがたい……。
共済組合によっては育休中の掛金を「事業所負担で継続」できる制度があるため、私の職場もその方式だったようです。
共済から届いた支給決定通知の内容(実際の金額)
令和7年10月25日退職後書類記入し返信 → 本日通知が到着(令和7年12月4日)
記載内容は以下のとおりでした。
- 掛金月額:8,000円
- 納付月数:27ヶ月
- 支給金額:216,000円
- 振込予定日:令和7年12月16日
8,000円 × 27ヶ月 = 216,000円
ちょうど総掛金と一致しており、
掛金全額がそのまま退職金として支給される形でした。
退職共済の申請の流れ(実体験)
- 退職日が決まり、事業所から脱退申請書を受け取る
- 必要事項を記入して会社に提出
- 共済側で審査
- 約1〜1.5ヶ月後に「退職金等振込通知書」が郵送
- 指定口座に振り込み
今回も退職からおおむね1か月半で通知が届き、振込日はさらに数週間後でした。
育休中に退職する人が知っておきたいポイント
① 育休期間の掛金は職場によって扱いが違う
- 事業所負担で継続
- 免除
- 本人負担で希望者のみ継続
など、制度は職場によって差があります。今回のように、事業所が負担してくれるケースもあります。
② 育休中も掛金が払われていると「加入月数に含まれる」
加入月数が増える → 退職共済金も増える。
逆に免除の場合は、その期間は加入月数にカウントされないことがあります。
③ 受取額は掛金と月数でほぼ決まる
短期間でも支給されるため、
27か月で21万6,000円戻ってくるならかなりありがたい制度です。
まとめ
- 私の職場では育休中も掛金を継続してくれていた
- 勤務年数(産休・育休):3年5ヶ月(2年1ヶ月半)
- その結果、27か月分の216,000円が支給決定
- 子育て中の退職でも手続きは簡単
- 退職から支払いまでの期間は約1ヶ月半程度
- 育休中の扱いは職場によって大きく異なるため要確認
退職時はバタバタしがちですが、共済からの退職金はしっかり手続きをすればきちんと受け取れます。
同じように育休中の退職や共済加入が気になっている方の参考になれば嬉しいです。


