【1歳0ヶ月】屋久島3泊4日子連れ旅行体験談
2024年11月初旬に3泊4日で実母(70歳)と1歳0ヶ月の娘と3人で屋久島旅行に行ってきました。
初めての屋久島。果たして1歳児を連れて楽しめるのか不安でしたが、育休中で自由な時間があるうちに行って本当によかったです。
なんと雨の屋久島で、観光の3日間ずっと天気に恵まれました!
- 育休中で時間はあるけど迷っている
- 屋久島は子連れじゃ楽しめなんじゃない?
- 初家族旅行に屋久島に行きたい!
そんなことを思っている方にぜひ読んでいただきたいです。
屋久島3泊4日子連れモデルコース:体験談
2024年11月5日〜8日の3泊4日で屋久島に行きました。
行きはフェリー屋久島2に乗船するつもりで出発1週間前まで考えていました。しかし調べてみると2024年10月初旬から機械トラブルでずっと運休していることが判明。
観光の場合、フェリーであれば高速船か、飛行機での屋久島入りになると思います。
【1日目】屋久島入りし、観光名所めぐり
7:00-鹿児島市内ホテル出発
前日に新幹線で鹿児島入りした実母と、ホテルパームス天文館に宿泊。
赤ちゃん連れにはありがたい座敷の部屋だったので、3人で布団を敷いてゆっくり休めました。
荷物が多かったのでタクシーを手配してもらい高速船乗り場へ。早朝料金(500円)を含めて1,200円ほどで約10分で到着しました。
前日に高速船予約サイトで予約しクレジットカード支払いを済ませていたので、番号を受付で見せてチケットと引き換え。
今回は帰りの天候があやしかったので片道で購入し、大人1人片道12,200円でした。
1階か2階か尋ねられるのでお子様連れで荷物が多い場合は、1階がオススメです。
帰りは2階を選びましたがスーツケースを持って上がるのが本当に大変でした。
7:45-高速船出発
乗船時間は指宿も経由し2時間。トイレにはオムツ交換台もありました。
初めての高速船は速くてスーっと走る感じが「海の新幹線」といった印象でした。
朝5時半に起きていたので、娘ちゃんはちょうど朝寝タイム。1時間は寝て、あとはオヤツを食べたりしてあっという間に到着。
9:45-屋久島宮浦港に到着、レンタカー送迎
レンタカーはコテージのオーナーさんが手配し、事前にレンタカー会社からメールで最終確認が届く流れでした。
到着すると名前を書いた看板を目印に送迎車に乗り込みスズキレンタリース屋久島へ行き手続き。チャイルドシートも事前にお願いしており、2泊3日軽自動車レンタル(55h)で17,456円でした。
11:00-安房方面へドライブ、ランチ
あまり下調べもしていなかったので、とりあえず右回りにドライブを開始。
ちょうど開店時間だったので「定食・ぱすた かたぎりさん」で名物の「飛び魚ひつまぶし」をいただきました。身がしっかりしており、そのまま、薬味あり、あごだしでと3種類の味変を楽しめました。
座敷あり、子供椅子やキッズスペース、授乳室もあり子連れに嬉しいお店でした。
娘ちゃん用に味つきのポテトフライを一部塩抜きにしてもらったりの対応もしていだだき本当にありがたかったです。
向かいの武田館では屋久杉を使った工芸品や家具、お土産などを販売していたので時間があれば立ち寄ってみてください。
12:30-猿川のカジュマル
道沿いに小さな看板が立っていますが見事に通りすぎたので注意してください。
車が数台駐車できるスペースがあります。
駐車スペースから降りてすぐに見れるのかと思いましたが、足場が悪いところを5分ほど歩きます。私は手持ちのモンベルベビーキャリアで娘ちゃんを背負って行きました。
抱っこ紐でも大丈夫だと思いますが、足元注意なので背負うことをオススメします。
13:30-JA種子屋久まごころ市ぽんたん館
店内には、島の農家さんが作る農産物や加工品(ジュース、アイス、お菓子等)、お土産品などがたくさん並んでいました。
娘ちゃんのオムツ交換をしたかったのですが障害者トイレはありましたがオムツ交換台は残念ながらありませんでした。
実母はここで記念の写真入りはがきを購入していました。
私たちは行っていませんが、滝の水が海へ直接流れ落ちる日本全国でも非常に珍しい「トローキの滝」の近くなので、是非一緒にお立ち寄りください。
14:00-千尋(せんぴろ)の滝
ぽんたん館から10分ほどで、広い駐車場やトイレもありました。
第一展望所と第二展望所があります。第二展望所は階段を5分ほど登りますが、海側の景色も綺麗に望めるのでがんばって登ってみることをオススメします。
70歳の実母が頑張って娘ちゃんを背負って登っていました。
落差が約60mとのことで山の景観と合わせて迫力満点でした。
15:30-コテージ屋久杉にチェックイン
安房方面からコテージのある宮之浦方面に帰る際に「スリミ直売所」という看板が目に入り「松田商店」で夜ご飯用に飛び魚のすり身を購入しました。
コテージで水炊きに入れましたが、弾力とコクがありおいしかったです。
他にも冷凍のお土産などあり地方発送していました。
コテージは一軒家の一棟貸しで、必要なものは揃っていました。ひいばあちゃんの家に泊まりに来たような雰囲気でした。
子供用の椅子がないのでお風呂場の椅子をお食事用に使用。娘ちゃんは離乳食初期からBLWという自分で食べるスタイルで、散らかし具合が半端ないので家にあった100均のビニールテーブルクロスを敷いて対応しました。
【2日目】ヤクスギランドへハイキング
9:00-コテージ出発
屋久島といえば、数時間かけて行く縄文杉が有名ですが、ヤクスギランドでも屋久島の自然を味わえるということで行ってきました。
私はしっかり歩けるような靴を持っていなかったので、レンタル用品の山下空港店で登山靴を2泊3日1,800円でレンタルしました。返却は閉店後でも店の外にBOXが置いており、入れておけばいいそうです。
靴をレンタルしたり、買い物をしながら1時間半ほどでヤクスギランドに到着。
11:00-ヤクスギランドハイキング開始
11月初旬でしたが、日中半袖で過ごせるほどの暖かい屋久島。
標高1000~1300mと今年一番の冷え込みということで何とこの日ヤクスギランドは9℃でした。周遊コースは30分、50分、80分、150分、210分と様々で体力に応じて選択できます。
娘ちゃんはまだ歩けないのでベビーキャリアで背負っていざハイキングへ。最初は50分コースにしておこうと思っていましたが、いざ分岐点でまだ行けそう!となり80分コースに行ってきました。
50分コースまでは道が整備されているので、観光バスのお客さんもクロックスなど簡易装備で歩いていました。抱っこ紐でも可能かと思います。
80分コースになるといきなり山道になっていましたので、ご注意ください。
私たちは歩いているのでひんやり気持ち良い温度でした。
娘ちゃんは最後まで歌ったりしながら機嫌よくハイキングに付き合ってくれました。足は冷え冷えになっていたのでモコモコの靴下でも履かせてあげればよかったと思いました。
綺麗な苔や樹齢何千年の杉の木々を楽しむことができ、十分に屋久島の自然を堪能できました。
13:00-ハイキングゴール
立ち止まって木々や苔を眺めたり、ゆっくり歩いたので80分コースでしたが120分かかり、出た時には13時近くになっていました。
娘ちゃんはお腹が空いていたようでアンパンマンパンを3本食べて車の中でスヤスヤ。
14:00-昼食
安房のかもがわレストランに行きたかったのですが、遅くなってしましい残念ながら終了していました。
人気のお店でお弁当もしているので、ヤクスギランドの前後に是非行ってみてください。
私たちは近くのモスバーガーでテイクアウトし近くの春田浜海水浴場の駐車場で食べました。
【3日目】屋久島左まわりドライブ
屋久島観光最終日。屋久島をぐるり一周ドライブ行ってきました。
8:30-志戸子ガジュマル公園へ
宮之浦から車で約15分。海岸近くで遊歩道が整備されており、15分ほどでガジュマルの群生を見ることができます。
大人は入園料240円でした。小人は120円。幼児は無料です。
公園手前の防波堤の近くには屋久島ニャンコがたくさんいました。
みんなさくら猫で大切にされているんだとホッコリ。
10:30-永田いなか浜
いなか浜は日本一のウミガメ産卵地。真っ白なきれいな砂浜が続いています。
天気もよく口永良部島がきれいに望めました。私が住む離島もうっすら。
実母は砂やきれいな貝を拾って帰って、テラリウムを作っていました。
11:30-昼食難民
柴とうふ店に行きましたがまさかの臨時休業。Googleマップで近隣を調べてより道というお店にも行ってみましたがお休み。
西部林道を抜けるまで、まだまだ飲食店はなさそうでしたので近くの丸八商店さんでパンを買って食べました。
左周りで観光される場合はお弁当を買っておくか、昼食を取れるお店が空いてるか確認することをオススメします。
12:30-西部林道ドライブ
西部林道は、約20kmにわたって人家のない道のりが続いています。野生のヤクザルの群れや鹿を何度も見ることができました。ヤクザルは道の真ん中でくつろいでおり、避けてくれず猿待ち渋滞も。
西部林道を抜けるのに1時間ほどかかりました。娘ちゃんはスヤスヤ。
13:30-大川(おおこ)の滝
西武林道を抜けるとすぐ大川の滝に到着。トイレにオムツ替えシートもありました。
「日本の滝百選」にも選ばれており落差88mは圧巻。実母と交代で滝壺の真下までいき、マイナスイオンをしっかり浴びてきました。
14:30-屋久島フルーツガーデン
何とも魅力的なネーミングで、娘ちゃんも食べられそうなフルーツの盛り合わせが入園料に含まれているということで行ってきました。
季節外れだったせいか荒れ果てたジャングル感を楽しめました。受付のおじさんも印象に残る方でした。
時間に余裕があれば行ってみてください。
大人はフルーツ込みで700円小人350円。娘ちゃんは無料でした。
15:30-やくしま果鈴に立ち寄り
この辺りは観光地として栄えていて、飲食店やカフェがたくさんありました。
スムージやスイーツなど種類も豊富でした。おしゃれなお土産も。嬉しいお子様用の椅子もありました。
さっきフルーツを食べたのとレンタカーの返却時間が迫っていたので、たんかんスムージーをテイクアウトし帰路につきました。
【4日目】屋久島旅行おわり
最終日はフェリーで帰るだけだったので、前日にレンタカーは返却しました。コテージのオーナーさんがフェリー時間に合わせて送迎してくれます。
私たちは10時30分のフェリーに乗り、12時30分に鹿児島市到着。実母とは解散しました。
オススメ屋久島おみやげスポット3選
お子様がいるとなかなかゆっくりお土産選びも難しいと思います。ここさえ行けばお土産は大丈夫!というスポットを紹介します。
ぷかり堂
屋久島空港近くにあるお土産屋さんです。おしゃれなカフェも併設されていました。
前と通過するたびに気になっていたのですが、観光最終日にお土産を買っておらず、やっと立ち寄りました。
伝統の屋久杉工芸や郷土のお菓子と加工品、たんかんやお茶などの農産物などなど、すべてのお土産が集まっている印象でした。ここですべて揃います!
宮之浦港高速船乗り場
屋久島入りした時は気づかなかったのですが、帰りにフェリーの切符を購入していると、パッと帰るようなお菓子やお酒などが売っていました。
観光で買いそびれても、フェリー乗り場で買えるので安心です。
やくしま果鈴
数は少なめですが、オシャレなお土産が揃っていました。カフェやテイクアウトをご利用の際はのぞいてみてください。
屋久島3泊4日にかかった費用
主に屋久島でかかった費用は3泊4日で約10万円でした。(※交通費と宿泊費のみ)
高速フェリー代(1人往復) | 24,400円×2 |
レンタカー代(軽自動車55h) | 17,456円 |
宿泊代(3泊4日) | 32,994円 |
まとめ
今回は自然豊かな屋久島に、1歳の娘ちゃんと旅行デビューした体験談をお送りしました。
屋久島といえば縄文杉や何時間もかかるトレッキングなイメージがありましたが、それ以外にも気軽に屋久島の自然を楽しめるスポットがたくさんあり、楽しい旅行デビューになりました。
個人的には1歳の娘ちゃんと外食の難易度が高めなので、コテージで自炊ができた点がよかったです。
子連れ旅行に屋久島に行こうか悩んでいる方は検討してみてください!