2025.10.24

【資格取得】産後育休中に保育士資格を取得しました｜２年越しの挑戦

mimi

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もともと私は資格マニアで、これまでにもさまざまな資格を取ってきました。
でも、初めての育児はまったく未知の世界。

せっかく育休中なんだから、育児に少しでも役立つ資格をとってみよう

そう思い立ったのが、保育士資格への挑戦のきっかけでした。

Contents

1年目（2023年前期）は、産前から時々参考書を開いていました。
出産後1ヶ月（12月）くらいからは、授乳の合間にYouTubeの解説動画を見たり、
トイレに人物名や用語を貼って少しずつ覚えたり。
「ママの勉強はスキマ時間勝負」でした。

当時は夜勤のある職場に復帰できても継続が難しいと感じていて、
「もし島で働くなら、島の保育園かな」という気持ちもありました。
しかも保育士資格があれば資格手当が月2万円つくことも知り、
ますますやる気に火がつきました。

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初回の試験は終日2日間。

里帰り中で、香川県の受験会場は「四国学院大学」でした。

産後初めて、当時の第一子と長時間離れることになりました。
実家に里帰り中だったので、家族にお願いして受験へ。
試験会場までは電車を乗り継いで1時間以上…。
産後半年ほどだったので、体もまだ万全ではなく、
「おっぱいがパンパンになって帰った」のを今でも覚えています。

結果は…
惜しくもニコイチ科目の「教育原理」で1問不足し、不合格。
とても悔しかったです。

育休中に再受験しなければ、もう取る機会がなくなるかも…

もう一度挑戦しよう！

と決めて、ユーキャンの参考書を買い直しました。

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人物名はキッチンや冷蔵庫など、目に入る場所に貼って完璧に暗記。
無料のアプリで過去問をひたすら解く日々。

2024年の後期試験はタイミングが合わず、翌年（2025年前期）に再チャレンジ。
第一子も１歳半になっており、離島での生活を送っていたので鹿児島本土に渡り、旦那さんのご両親に子どもをお願いして受験しました。

鹿児島県での筆記試験会場は「鹿児大学郡元キャンパス」でした。

今回はニコイチ科目だけだったので、体力的にも余裕がありました。自己採点で筆記合格を確認してからは、すぐに実技対策へ。

中学までピアノを習っていたので「音楽は大丈夫だろう」と思い、
音楽と造形を選択。離島の小学校で電子ピアノを借り、
ユーキャンの実技テキストを使って練習しました。

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音楽の楽譜もこちらのものを切り取って持ち込みしました！

造形は高校がデザイン科だったこともあり、
あまり対策をしないまま臨みましたが…本番は本当に時間が足りず！
最後は「塗り上げるために必死」でした。
帽子を描き忘れたり、塗り方が雑になったり反省も多かったですが、
なんとか合格✨
ピアノも大きなミスなく終えることができ、ホッとしました。

鹿児島県での実技試験会場は「鹿児島女子短期大学」でした。

結果的に私は第一子の育休を２年取得中に、第二子を妊娠したこともあり退職することになりました。
まだ保育園で働くかどうかはわかりません。
でも、もし働くことになれば「資格手当が月2万円」というのはとても大きい。
努力が形になるのはやっぱり嬉しいです。

そして意外な“副産物”として、勉強を通して「里親制度」について深く知ることができました。
今は我が子だけで精一杯ですが、将来的に育児が落ち着いたときや
3人目を考えるとき、自分の年齢を踏まえて
「里親」や「養子縁組」という選択肢があることを知れたのは大きな収穫でした。

特に乳児の一時預かりや短期のショートステイなど、
関わり方にもいろいろあることを学びました。
もともと子ども好きではなかった自分が、
そんなことを考えるようになるなんて、自分でも驚きです。

この資格を通して、“自分の人生の選択肢が増えた”と感じています。
そして何より、「育休中でもできる」「ママでもできる」と実感できたことが一番の収穫です。

産後育休中の資格取得は、決して楽ではありません。
でも、子どもが寝たあと、隙間時間に少しずつ続けた努力が
確実に未来へとつながっていくのを感じました。

今、もし「ママだけど勉強したい」「何か始めたい」と思っている方がいたら、
保育士資格は本当におすすめです。
自分のためにも、子どものためにもなる学びでした。

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